絶望の中で・・・

その日は家に帰って１人でずっと泣いていました、ほんとうに自分の
顔が憎くて自分の手鏡も地面に叩きつけて割りました。自分の頭を
駆け巡っていたのは「なんで・・・なんで・・・なんで・・・私の顔だ
け」みんなそんなに手をかけていないのにきれいな肌してるし私
みたいなブツブツの顔してる人なんて　「まれ」　そのまれにしか
いないブツブツの顔を持っているのがなんで私なの！？人に迷惑
だってかけたことないし、悪いこともしたことないし・・・なのにどうして私なの・・・　

その日からゼミにも行かなくなりました。本当に引きこもりでした。
誰にも会いたくない、こんなひどいニキビが治るわけない、私は一生
彼氏なんてできないだろうし、もちろん結婚もできない、一生周りの目
を気にして生きていかなきゃだめ、こんなニキビ顔を雇ってくれる会社
もないだろう。人生何の光もない、生きてて意味なんかあるのかそんな
ことも頭をよぎりました。いままでいろんなことやってきたなって思い
返しました、中２からニキビができ始め、洗顔料を使い始める。クレア
ラシル各市販のニキビ治療薬、そして皮膚科に行き始め薬を飲み
始める・・・それ以外にも家の誇りが原因だと思い半潔癖症になった
り、親を恨んだり（父親が皮膚に皮脂がたまりやすい肌質なので）
もう廃人のようにただ家で引きこもっていました。

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